斎藤知事は失職し知事選挙、石破新内閣が発足し総選挙へ。これからしばらく県政・国政から目が離せませんね。
さて今回は先日の日経新聞で「資本市場の『ピラニア』と向き合え」という記事の中で、「観賞用や食用の魚を長距離輸送する際、水槽にピラニアを放っておくと魚がストレスで死ぬのを防ぐ効果がある。食べられるのではないかという緊張感が魚の生存本能をかき立てるからだ。」という一節を読んで、それホンマか??と思い、ググってみました。
どうやらこの日経の記事は、「清水大吾. 資本主義の中心で、資本主義を変える (NewsPicksパブリッシング)」(2023年9月)からの引用か、ものづくり産業向けポータルサイトAperza「トヨタの現場にはピラニアが泳いでいる|元トヨタマンの目(青木幹晴)」(2017年6月)辺りが怪しいのですが、引用元が記載されていないので分かりません。もしかしたら清水氏が青木氏の記事を引用したのかもしれません。
ネット上のブログ的なものでもこのピラニアネタがしばしば登場しており、どうやら当時NHKだかの科学番組で扱っていたようですが、都市伝説やと言うてるものもあります。
なのでChatGPTさんに聞いてみました。
「『魚の輸送時にピラニアを入れると魚が長生きする』という話は、都市伝説や比喩的な表現の一つです。科学的に裏付けられた事実ではありません。
この説の背景には、魚がピラニアの存在によって緊張感を持ち、ストレスがかかることで逆に活力を保つというような理論がありますが、現実的には、ストレスは魚にとって良い影響を与えることは少なく、むしろ寿命を縮める可能性が高いです。
輸送時に魚の健康を保つためには、酸素の供給、水温の管理、輸送容器の選定などが重要です。」
と身も蓋もない返事が返ってきました・・・